接地工事の様子
暑い日が続いていますが、電亀チームは暑さ対策を十分にして、工事に励んでいます!
少し更新が空いてしまいましたが、先月おこなった、接地工事の様子をご紹介します。
電気工事に関わらない人からすると「接地」とは聞きなれない言葉なのですが、家電でいうアースと同じような働きをするものだそうです。
おもに設備が落雷が受けた際、その電気を素早く地中に逃がすためのシステムということです。
この接地棒を地面に垂直に打ち込むのですが、地盤や地中の状態によって、抵抗値が変わってくるらしく、決められた抵抗値まで下がりきるまでの本数を打ち込みます。
こんなに長い棒が縦に地中に埋まっていることに驚きましたが、この棒、1本だけでなく、縦につなげて、10本近く入れることもあるそうです。
それでも抵抗値が下がりきらない場合は、決められた距離を取って別の場所に分散させることもあるそうです。
この棒が、発電設備や、まわりの器機などを守ってくれているのですね!
ちなみに、住宅内のアース線のついたコンセントも、太さや長さなど種類はやや異なりますが、行き着く先はこのような棒になっています。
電子レンジやトイレについている、あの緑色の線ですが、地中に埋まっている棒までは見たことない方が多いかと思いますが、どの家にも(マンションなどの集合住宅も)敷地内のどこかにこの棒が埋められています。
(※棒ではなく、形状が多少異なる場合もあります)
夏の時期は、雨による休工なども挟みながらで、気持ちの焦る日もありますが、
無事故・無災害第一で、落ち着いて毎日の作業を進めてまいります!